アイランドスリッパの真価
この数年間、夏の服装は固定している。
・カーゴハーフパンツ
・Tシャツ
・アイランドスリッパ
以上である。
これだけで充分オシャンティなのである。
そして、これが快適の頂点として私が持っている回答である。
まず、夏の初めに、Old Navyで2千円ほどのカーゴハーフパンツを今年履き倒す用に一着買う。たまに去年のハーフパンツを織り交ぜながら、ほぼ毎日同じハーフパンツを履く勢いである。
基本手ぶら主義の私は、でかめのカーゴが付いているという事は重要なのだ。
そして今Old Navyのサイトを開いてみたら、なんと日本撤退するらしいではないか。
はて困った。まぁこれはおいおい考えよう。
そしてTシャツはシーズンを通して、気に入った物があれば購入する。
だいたい無地系で、2000円程度をターゲットに。
プリント物でめちゃくちゃ気に入った物があったら、8000円までは許容しよう。
これによって、服装が固定されながらも、シーズンを通して買い物を楽しむ事ができるのである。
そしてアイランドスリッパは本当におすすめできる、履き心地もルックスもいけてるやつである。
自分の経験上は耐久性もかなり高い。
港ではファッションサンダルとしての地位を確立しているようで、海に入ってはいけないやら、手厚く扱う風潮がある。ハワイでも同じなのかもしれないが、ここはあえてハードに雑に扱う。海も川も池もどんとこいである。
しかし濡れたら乾きにくいのはご愛嬌である。特にスエードのやつは乾きいくい。
しかし私は、スムーズなレザーより、スエードをおすすめしたい。
それはなんといっても、足を差し込んだ時のさらっとした肌触りである。
座っている時に、すこし足裏をスリッパから浮かせてさわさわした時の感じである。
アイランドスリッパの一つの醍醐味といって良いであろう。
巷では、アイランドスリッパは履いている内に、フットベッドが沈む+鼻緒が伸びるので、1サイズ小さめを買わないと、すぐにぶかぶか、ゆるゆるになるというのは有名である。
しかし、私はフットベッドやかかとのくぼみに合わせて買って、鼻緒がのびてきてぶかぶかになってきたら、鼻緒を調整するという方法をおすすめしたい。
だいたいの靴修理のお店で、鼻緒の調整をしてくれるはずだ。
ソールをひっぺがして、鼻緒の先っぽを引っ張って露出している部分を短くし、ソールをまたひっつけるという工程のようだ。
クツショウテンだったら、税込み1200円でしてくれるのである。
サンダルに15000円は高い?高級サンダル?いやいや。
非常にコスパに優れたサンダルだと思いますよ。
一見値段的には高いと思われがちだが、実際の価値は非常に大きい。
こういう物は他にもよくある。
例えばYETIのColster(ビアクーラー)なんてのは、最たるものである。
YETIはアウトドア界隈では超有名な高級クーラーボックスのメーカーである。
A&Fが日本でのYETI代理店っぽいのだが、Colsterの取り扱いは今のところ無いので、並行輸入しかない。
ヤフオクなどでだいたい5〜6千円で購入することができる。
さて、缶を冷たく冷やしてくれるホルダーに6千円、高いと感じるのが普通だと思う。
しかしこのColsterを味わった今の自分は、これが1万2千円であっても買うであろう。
それほど、屋内・屋外でビールを最後の一滴までキンキンにキープしてくれるという価値は大きなものなのだ。
しかもそれは一生使い続けることができ、同じ性能を発揮しつづける。
さて、アイランドスリッパの話から、YETIのColsterの話になってきたのである。
この流れを乗りこなす事ができて初めて一人前のネットサーファーといえるのである。